XM口座解約と確定申告に必要な5つの確認事項

XMの口座を解約したあとでも、確定申告に必要な所得の確認や書類の準備は避けて通れません。
特に報告書の取得や課税対象の判断など、解約前に整理しておくべき点がいくつかあります。
本記事では、XM口座の解約と確定申告に関する重要な確認事項を5つに絞って解説します。

1. 解約前に年間取引報告書をダウンロード

• XM会員ページまたはMT4/MT5の口座履歴から、年間取引報告書を事前にダウンロードしておく必要があります。
• 解約後はログインできなくなり、サポート経由でも入手が困難になる場合があるため、早めの保存が重要です。

2. 解約後は履歴閲覧ができない場合がある

• 解約により口座が凍結状態になると、ログインしても履歴が確認できないことがあります。
• 確定申告の提出期限に間に合わないリスクを防ぐため、履歴保存は必須といえます。

3. 所得金額によっては確定申告が必要

• XMで得た年間の利益（所得）が、給与所得者であれば20万円以上、非給与所得者であれば48万円以上の場合には確定申告が必要です。
• 他の雑所得との合算も含めて、課税対象となるかどうかの確認を忘れずに。

4. 確定申告に使うべき損益項目

• 申告対象となるのは「Closed Trade P/L（決済済み損益）」であり、含み益や含み損は含めません。
• 報告書から該当項目を正確に確認し、申告書類に転記する必要があります。

5. 海外FXならではの課税ルールにも注意

• XMでの所得は雑所得に分類され、国内FXのような損益通算や損失繰越は認められていません。
• ただし、他の海外FX業者との所得は合算可能なので、合算して所得額を確認し、適切に申告しましょう。

まとめ：確定申告に必要な確認チェックリスト

XM口座の解約後も、確定申告の義務はなくなりません。
申告漏れや履歴紛失を避けるためにも、事前の確認と資料の準備をしっかり整えておきましょう。
特に所得額の確認と必要書類の保存は、解約前に済ませるのが鉄則です。